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SRビームラインについて

SRビームライン

シンクロトロン放射光(SR)施設は、電子あるいは陽電子を加速する入射器、それらを蓄えてSRを発生させる蓄積リング、そしてSRを実際に利用するための"光伝送システム"ともいえるビームライン及び末端の実験装置より構成される。入射器と蓄積リングは利用者にとっての共通の装置(光源)と考えることができるのに対し、ビームラインは実験の目的によって取り出されるSRの波長領域やビームサイズ等が異なり、種々雑多なものが用意されている。トヤマはこのSRビームラインを得意分野にしており、国内の数あるSR施設において、トヤマの製作によるビームライン機器が設置されていないところはない。


SRビームラインの構成例
SRビームラインは主に次の要素から構成される。
1) 蓄積リング側の真空を保護し、かつSRを減衰させることなく末端の実験装置に導くための真空システム
2) 実験の目的に応じてSRを必要な状態(波長領域、サイズ、強度)で取り出す分光器や集光ミラー等からなる光学系
3) 放射線を保護するための遮蔽システム
4) SRビーム、真空度、放射線、ユーティリティ供給等の状態をモニターし、必要に応じてインターロックを作動させる制御系
下図はこれらを網羅したSRビームラインの例である。
軟X線ビームラインの構成例
軟X線ビームラインの構成例
(SPring-8/BL23SU日本原子力研究所 重元素科学研究用ビームライン)
下目盛りは、光源よりの距離(m)

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